土壌汚染は、自然環境への影響のみならず、レピュテーションや対策コストなど企業経営に影響を与える重要な問題です。ただし、土壌汚染への対策を進める上では、対策の仕様や工事費に関する専門業者とのコミュニケーションは煩雑であり、高度な専門技術・知識を必要とします。また、対策期間中は仕様変更や工事遅延など品質や対策コストに影響する場面では、発注者である企業側にこれらに対する適切なマネジメントや判断が求められます。
 

AECOMの土壌汚染対策支援では、このような専門性の高い難題が潜むプロジェクトについて、企業側の立場でマネジメントを支援するサービスを提供しています。“マネジメント業務委託契約(ないし準委任契約)”に基づき、AECOMの経験豊富な専門スタッフが技術的中立性を保ちつつ企業側に立ちます。プロジェクトにおける仕様策定、設計、応札、工事発注方式の検討、工程管理、品質管理、コスト管理等、各ステージにおいてAECOMスタッフが適切なアドバイスを提供します。企業は助言に基づき、発注プロセスやコスト構成等を適正に把握した上で意思決定が行えます。
 

 

主な実績

国内においては、企業の拠点移転や撤退に伴う土地取引上で判明した汚染に対し、対策の設計から工法選定、そして施工監理まで関わるプロジェクトなど多数の実施があります。また、海外においては、日系製造業の海外拠点において判明した汚染についてAECOMの海外ネットワークを活かした汚染対策のプロジェクトマネジメントサービスを提供した実績があります。

  • 自動車整備場における対策工事(国内)
  • 半導体製造工場における対策工事(国内)
  • 製造業における対策工事(海外) 等