環境デューデリジェンス (環境DD)は、M&A (企業買収・合併)において、ビジネス、財務、法務等と同様に事前に対象会社に関する環境面の問題やリスクを把握する為に実施されます。

AECOMの環境デューデリジェンスサービスでは、M&A取引の条件 (DD期間や地域特性など) やクライアントのニーズを考慮した調査内容のご提案を行い、長年の経験を積んだ環境専門家が対象地や工場における潜在的な環境面の懸念事項を適切に把握することによりリスク評価をし、クライアントにとって最適なアドバイスをご提供いたします。
  
環境デューデリジェンスにおいて発覚する主な懸念事項とは以下の項目です。

  • 経営の圧迫や近隣住民による訴訟リスクの要因となる可能性がある土壌汚染や地下水汚染
  • 行政からの操業停止命令等の要因となる環境及び労働安全衛生法の法令違反
  • 従業員の健康被害の原因となりうるアスベストの不適正管理
  • 処分が義務付けられているPCB (ポリ塩化ビフェニル)の放置 など

   

主な環境デューデリジェンスの実績

AECOMは海外及び日本国内において環境デューデリジェンスサービスを展開しています。M&A取引の対象国が複数国であっても、1,000人以上の現地法令に精通した環境専門家が クロスボーダーの環境デューデリジェンスに対応いたします。
  
環境デューデリジェンスのプロジェクト実施例

  • 工業用革製品製造企業の買収案件(国内)
  • 製鉄工場の買収案件(国内)
  • プラスチック製造工場の売却案件(国内)
  • 金属製品製造企業の買収案件(海外)
  • 電気機器具製造工場の売却案件(海外) 等

 
environmental due diligence blocks
 
過去の環境デューデリジェンスの対象業種

  • 鉄鋼業 (製鋼、めっき鋼材)
  • 出版・印刷関連産業
  • 化学工業 (化学工業製品、医療品)
  • 石油製造業 (石油精製)
  • プラスチック製品製造業
  • ゴム製品製造業 (タイヤ・チューブ)
  • なめし革製造業
  • 非金属製造業 (銅、電線・ケーブル)
  • 金属製品製造業 (ボルト、金属プレス製品)
  • 電子部品・デバイス製造業 (半導体部品)
  • 電気機器具製造業
  • 輸送用機器具製造業 (自動車、航空機) 等

過去の環境デューデリジェンスのプロジェクト実施国

アメリカ イギリス デンマーク トルコ フィリピン シンガポール
カナダ ドイツ チェコ インド マレーシア ベトナム
メキシコ イタリア スロベニア 中国 インドネシア オーストラリア
ブラジル オランダ マケドニア 台湾 タイ ニュージーランド 等

   
※ グローバルでは、その他の南米、アジア、ヨーロッパ、アフリカでも多くの実績があります。
 
環境デューデリジェンスの担当者様、又は環境デューデリジェンスを検討されているクライアント 様、お気軽にお問い合わせ先までご連絡下さい。
 
必要に応じてAECOMの環境デューデリジェンスサービスに関してプレゼンテーションをさせて頂きます。